ドローンパイロットがおすすめする2017年前半の最新ドローン

LINEで送る
Pocket

drones
2015年から様々なドローンを定期的におすすめしてきましたが、検索すると出て来るように、「実際にドローンを飛ばしたことがないんだろうなぁ」というライターさんが書いていたり、説明書きが曖昧なものだったり、と信じて良いのか不安な記事が多くありますね。

2017年5月にDJIから新製品SPARKが発表されるなど、空撮系やドローンレース、トイドローンなど様々なドローンがどんどん新規リリースされているので、購入する際はぜひ最新のものがないかなどチェックしてみてください。

今回は、これからドローンを始めようとする人におすすめするドローン10機を紹介します。

その前に、ドローンってどんなタイプがあるの?

3月に永田町で行ったドローン体験会でのドローンは20種類!

3月に永田町で行ったドローン体験会では20種類以上のドローンが大集合

TVでアイドルがドローンを操作して障害物をくぐったり、プロフェッショナルが空撮の現場でドローンを利用していたり、はたまた「ドローンフィッシング」として釣りの現場で使おうとしたり、ドローンは私達の生活に近いものになってきました。

一眼レフなどを持ったアマチュアを含む写真家の人が、「空からの撮影」を考えてドローンを始めたいと言っていた方もいました。また、中学生くらいの男の子が「ドローンレース」を動画で知って、自分も早く飛ばせるようになりたいと、部活のようにのめり込んでいる子も知っています。

これから始めるひと向けに大きくドローンのタイプを分けると、

A. HD画質以上のカメラとジンバルを搭載した空撮ドローン
B. FPVスピードレースに利用するドローンレース
C. 小さくて屋内での利用が主なマイクロドローン
D. 農業や点検など産業利用する大型ドローン

大きく4種類に分けられますが、ここでは主にA〜Cを中心に紹介していきます。
農業や点検などでドローンを活用したく探しているが困っている…という方は個別にご相談・もしくはご紹介いたしますので、お問合せなどから気軽に連絡ください。

では、さっそくおすすめドローンを見ていきましょう!

※なお、ドローンは原則航空法の規制対象であり、安全に注意して飛行をする義務があります。
 下記などを参考に事前に確認のうえ、飛行は行いましょう。

航空:無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール – 国土交通省

旅は身軽に、でも満足行く空撮をしたい『DJI MAVIC PRO』

DJI MAVIC PRO

DJI MAVIC PRO

「空撮始めてみたいなぁ」
「おもちゃのドローンじゃなくて本格的な!!」
「でも、ドローンって大きくて難しそうだし」
「車で移動しないと面倒だろうしなぁ…」

という方に最適なのが、DJIのMAVIC PRO!
上記写真は一見すると、4つのプロペラがついたドローンには見えないですが、これ「折りたたみができるドローン」です。ドローンを利用する際には、ドローン本体・コントローラー・プロペラ・予備バッテリーなどを持ち歩くことが通常ですが、このMAVIC PROはお弁当箱サイズのバックにすべてを入れることが可能です。

本体・コントローラー・予備バッテリーが3つも入るコンパクトさ

本体・コントローラー・予備バッテリーが3つも入るコンパクトさ

これ、本当に楽です
普段使っているバッグやリュックサックに入る程度の大きさなので、ドローンを持っているからといって大仰な格好をしたり、準備をする必要がありません。ドローンを始めると、ドローンを飛ばすための機材の準備や持ち運びにとても時間を要することが身にしみて感じるのですが、このMAVICは本当に携帯性が素晴らしいので、気軽にどこでも持っていけるのが最大のポイントです。

もちろん、4K動画が撮れて1200万画素のカメラ性能や映像のブレなどがないように安定化させるためのジンバルも優秀であり、趣味ではもちろん空撮業務に利用している人も実際にいます。写真測量などの分野においても一定の高度以内であれば活用の余地もあります。

飛行性能も文句なし。初心者でも簡単に飛ばせてしまうのが、ドローンのいいところでもあり、注意が必要なところでもありますが、充実したマニュアルや注意事項を調べておけば、誰でも面白い映像や静止画をとることができます。ちなみに、、2オペ(操縦者と動画撮影者をわけるなど2人で操作を行う)が可能なデュアル送信機モードもあります。

2017年イチ押しは、当分MAVICでしょう!

■MAVIC PRO COMBOはこちらから
MAVIC PRO COMBO
↑画像をクリックでDJI公式Storeへ遷移します。↑

ひとまず、安くていいから明日にでもドローンを飛ばしたい方へ

友だちがドローンを飛ばしているのを見たり、動画でみたり、テレビでドローンが放送されていたりすると、
「これ、自分でも簡単に操縦できるんじゃないの?」って思いますよね。
無性に欲しくなった時に、オンラインなどで簡単に安く買えて、
家でも気軽に飛ばせるけど小さすぎないドローン…。

そんなドローン、現在、Amazonには大量に売られております。最近Amazonは「ドローン・マルチコプター」というカテゴリーが作られました。相当数の注文があるということですね。

今回は、Amazonの中からすぐに届くプライム商品で1500円-1万円以内の4つプロペラがついたマルチコプター型ドローンで、かつ技適がとれているものでおすすめはこちらです。

さらっと「技適がとれているもの」と書きましたが、無線電波の送信には原則技適マークgiteki_newが必要です。Amazonで売っているものの中には、こういった国内の認証制度を無視したものも多くありますので、確認を行った上で自己責任で購入してください。

個人で空撮業務を考えていて予算があるなら『DJI PHANTOM4 ADVANCED』

DJI PHANTOM 4 PRO

DJI PHANTOM 4 PRO

2000万画素のカメラセンサーを搭載し、4K60fpsの動画撮影を可能に。
美しいフォルムと素晴らしい飛行安定性。
これからドローンの世界に入っていく最初の一台としては高価に見えますが、
絶対に後悔しない一機となるでしょう。

PHANTOMシリーズには、いくつか種類があります。
(リリース順)

※DJIドローン比較ページ

PHANTOM3は2015年5月に発売されて、当初Pro/Advの2種類だったのが、飛行安定に使うセンサーを減らし、カメラセンサーのグレードを下げたものですが、1200万画素、2.7Kの動画撮影可能であり、広い屋外で飛ばすのであれば十分な性能を持ったドローンで、2017年現在でも買い求めやすい価格から使う方はいらっしゃいます。

また、2016年に発売されていたPHANTOM4をカメラ性能や各種センサーなどをさらに改良し、空撮向けに最適化されて発売されたのが冒頭でも紹介したPHANTOM 4 ADVANCEDです。

この中で選ぶならおすすめはPHANTOM 4 ADVANCEDが良いと考えています。
PHANTOM4
↑画像をクリックでDJI公式Storeへ遷移します。↑

法規制対象外の空撮セルフィードローン『DOBBY』

200g未満で航空法規制対象外な4Kセルフィードローン

200g未満で航空法規制対象外な4Kセルフィードローン

上述している航空法では、ドローンは規制対象となっておりますが、2017年5月現在は、200g以上の重量のドローンが対象となっています。つまり、このDOBBYは200g未満であるため、航空法の規制対象外なのです。※航空法の規制対象から外れるだけであり、重要施設での飛行は禁止であったり、市区町村の条例を守らなければいけないことは変わりません。

そして面白いのは、こんなに小さいカメラなのに、HD画質の動画が撮影であり、きれいな写真もとることができます。先に紹介したMAVIC PROほどの安定性はないものの、ポケットに入るほどの手軽さで4K動画の撮影が可能なドローンは他にはありません。

なお、Amazonなどの一部販売店でもDOBBYが売られていますが、国内の認証制度が未取得の場合があります。以下のDMMでは技適マークの取得ができていることも確認済ですので、興味のある方はのぞいてみて下さい。

DOBBY(ドビー) – 4K画質で自撮りができる高性能・小型セルフィードローン – DMM.make ROBOTS

わずか2cm?!話のネタ…だけではなく練習にも使える『PXY』

pxy2cm

なんと、機体サイズは約2cmというこのドローン、飛ばせることはもちろん、なんとカメラまでついています!!
しかもドローンのLIVE映像がスマフォから見ることができる。
このドローンのカメラ映像をもとに操縦することを通常FPV(First Person View)飛行というのですが、これをたった1万円のみで、免許など必要なく(2.4GのWi-Fiを利用しているため免許なども不要)簡単に体験することができるのがこのPXYです。カメラ映像は置いておいても、目視操作での飛行練習にも良いです。小さい機体はちょっとの風(壁から跳ね返ってくる風など)の影響も受けてしまうので、すぐに機体姿勢を整える訓練にも使えます!

※なお、この「PXY」には日本の技適認証を取得していないものも販売されています。
下記で紹介するものは問題ないはずです。購入される際はご注意下さい。

マイクロFPVドローンレース始めたいなら『BLADE Inductrix』

inductrix

先に上げたFPVができるPXYは、遅延があるのでFPV飛行をするには適していません。
ドローンに取り付けたカメラからの映像をリアルタイムにゴーグル(ヘッドマウントディスプレイ)に受信し、コントローラーで操縦する、これがFPV飛行ですが、これを手軽に始められるのが、マイクロドローンの製造販売をしているBLADE社のInductrixです。

最近ではこのマイクロドローンが世界的にも爆発的な人気となったことで、FPV飛行を楽しみ、スピードレースの世界に入ってくるパイロットも少なくありません。日本国内では、エアクラフトにて購入することが可能です。機体・コントローラー・ゴーグル・バッテリそれぞれ参考となる商品をリンクしておきます。

■マイクロドローン機体 (映像伝送に利用している5.8G帯の無線電波利用は要免許)
Inductrix FPV BNF

■コントローラー(Spektrum)
DXe 送信機のみ

■ゴーグル

■バッテリー

フルカスタマイズなレース用ドローンを作りたい『オリジナルレースドローン』

レース用ドローン

レース用ドローン

個人的な話ですが、私は2015年にたくさんのトイドローンやPHANTOMのような空撮機を大量に購入し遊び始めたのですが、ドローンレース機の迫力に出会ってからというものの、レース用ドローンの虜になってしまいました。ドローンレースで使う機体は、パーツごとに個別に海外や国内ショップより調達し、はんだづけなどを含め自分でゼロから製作を行います。そのため、作る機体ごとに自分の色がでるため、一人ひとり異なるオリジナルのドローンとなります。

カメラやモーターなど異なるレース用のドローン

カメラやモーターなど異なるレース用のドローン

時速最大160kmのスピードをFPV飛行することで、まるで鳥のように空を舞うことができるのが他のドローンとは異なるポイントです。2016年にドバイで行われた世界大会は賞金一億円❗まさにスポーツとして認知されつつあるドローンレース、ぜひ体験してください。

下記は私の個人的なドローンレースで利用しているパーツ一覧です。

レースドローンの個人パーツリスト

“あえて”高度を一定維持させた本格レース機『京商ドローンレーサー』

droneracer
このレース機は通常のドローンレース機とはちょっと変わっており、目視操作で行うため免許不要で200g未満であることから特別な申請もなく、誰でもドローンレースを始められるのが特長です。そして面白いのは、誰が飛ばしても高度が一定になるように特殊なセンサーが搭載され、ゲームやレースを楽しみやすくする工夫がドローン自体に装備されています。今後、こういった機体を利用したワンメイクレイースなど、各地で開催されていくかもしれませんね。

プロフェッショナル向け本格的な映像制作なら『Inspire 2』

inspire2

映画などの現場など本格的な映像制作に活用されているのがこのInspire。(Inspire2はカメラは別売り)
カメラに Zenmuse X5Sを搭載することで、PHANTOM4 ADVANCEDと比べてもカメラ性能はあがることはもちろん、Inpsireなら360度回転した撮影をすることも可能です。もちろん2オペも可能。プロフェッショナルな空撮に求められるドローンです。

inspirepack
↑画像をクリックでDJI公式Storeへ遷移します。↑

スマフォ操作・プログラミング可能で教育活用も 『Parrot Mambo』

mambo

遊び心のあるこのドローン、ただのオモチャと思うなかれ!スマフォで操作でき、飛行の安定性も極めて高い、屋内利用で子供から大人まで楽しめるのがParrot社(フランス)のMambo(まんぼー)です。

さらに面白いのがParrot社のドローンの多くは、開発者向けのSDKが公開されているため、iPhoneやAndroidなどのアプリを自分でプログラミングして飛行させることも可能だ。実際にこれらを導入して教育現場に活かす動きも存在しており、今後面白いアプリを作る子供が出てくる可能性も大いにあると思います。

まずは、子供の教育用ということで、”試しに”購入されてみてはどうでしょう!

以上、2017年前半におけるおすすめドローン10選でした。
これを書き始めた5月中旬、本記事でも度々登場しているDJI社が最新のドローンを販売しました。

■DJI SPARKはこちら
dji spark
↑画像をクリックでDJI公式Storeへ遷移します。↑

これまでのDJIの飛行安定化システムやジェスチャーによる飛行カメラ操作などを、こんなに小さな機体に凝縮してきたか!というのが最初の印象。MAVIC PROが出てきた際に最初は「空撮にはあまり使えないんじゃないか」などと言われていたこともあったが、今ではたくさんの人が利用しているし、むしろ持ち運びが楽になり飛行機会が多くなったことで、より多くの作品や業務が増えたのではないかと思います。

SPARKはこれをさらに小さく機動性を高くしてきました。動画性能は低いものの、1200万画素=iPhone7相当以上の静止画が「空から」気軽に撮影できるようになったら、また空撮・ドローンシーンは変わってくるのではないでしょうか?期待大です。

最後に、
ドローンの安全飛行を目的に航空法では飛行方法や飛行エリアが規制されています。また無線電波を扱うにあたって、電波法に則ってドローンを利用する必要があります。お使いになるドローンや使用方法を確認のうえ、対応いただくようお願いします。もし、疑問点やわからないことがあったら、下記のコメントや、問合せから気軽にご連絡ください。
安全で楽しいフライトができますように!

LINEで送る
Pocket

こちらもおすすめ!

2 Responses

  1. Masayosi より:

    はじめまして、トイクアを始めて一年位ですが、そろそろレーサードローンとEachine オーロラ100とFPVゴーグルを購入したのですが、5.8GHzは規制外でも無線の免許を取らなくては、使用できないのですか?

    • YOKOTA より:

      はい、アマチュア無線4級が必要です!
      今後無線免許不要で使えるものもでてくる可能性がありますが、現状楽しむためにはルールを守ってやりましょう!

コメントや質問・相談はお気軽にどうぞ!(承認してから反映しますので投稿後しばらくお待ちください。)

メールアドレスが公開されることはありません。