今週のドローンニュースまとめ読み(〜6/6) ドローン婚姻届、北海道で協議会開催決定、超軽量ドローン

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今週のドローンニュースまとめ読みでは、約1週間の間に発表された各種ドローン系ニュースを、ランキング形式で独自の観点の解説を添えて、まとめてご紹介します。

最近は大手新聞系メディアや雑誌系メディアでも多くのドローン記事が紹介されるようになってきましたが、アナログ媒体系Webメディアって「続きを見るにはログイン」というのが非常に多いですよね。これは実にいけてない。いつまでこんな愚策を続けているんでしょうか。一応記事チェックのために読むことはありますが、ここでは一切紹介しません。リンクにとんでも、「なんだ、見れないのか…」という人がほとんどだからです。たとえ有益な情報でも相手に届かなければ評価すらされないですからね。改めて欲しいです。

今週もドローンの運用や実現性のあるニュースが多かった印象です。また週末のドローンレースや来月末のレース、8月にはドローンを活用した賞金付きの協議会が日本で開催されます。非常に楽しみです。

第10位 商業用UAV市場における投資トレンド2016

商業用UAV市場における投資トレンド2016 – DRONE | ドローン専門メディア
「地域的な投資は、徐々にシリコンバレー及び中国からヨーロッパへ移っている」という点は面白い。ドローンの生産面でも中国が圧倒しているように、最早アメリカが先進的なポジションにあるという認識自体が最近なくなってきた。それ以下の日本はなおさらなのだが…。

第9位 飛ばせば分かる面白さ!!初めてのドローン体験

飛ばせば分かる面白さ!!初めてのドローン体験 -沖縄の新レジャースポット「南天ドローンパーク」- – ITライフch | 教えて!goo
沖縄にオープンしたドローン専用飛行練習場の「南天ドローンパーク」でドローン初心者が実際に学んで飛ばした記事内容。記事にもあるように「一度は体験してみるべし」。ドローンを初めて飛ばす人の多くは「こんなに高く・早く飛ぶの!?」「思っていたよりも高画質!」「飛行する音がいい!」などなど、これまで考えていたドローン像とは異なることが多いようです。ぜひ興味のある人はドローン体験会やイベントに積極的に参加してもらえれば嬉しいです。

第8位 ドローン教室、都市部で続々

ドローン教室、都市部で続々 規制広がり「まずは練習」:朝日新聞デジタル
こういったドローン教室や練習を都市部でやることがとても重要だと思う。千葉や埼玉、神奈川も良いがやはり片道2,3時間かかるとなると気軽にはいけない。もし、「山手線の駅それぞれ徒歩10分圏内にドローン専用練習場があったら」どうだろう?おそらく、これまでドローンに関心がない人までドローンに触れることになるだろう。そうなれば…。

第7位 ドローンで撮影した写真で作る婚姻届!

ドローンで撮影した写真でつくる、「世界に一つの婚姻届」を無料でプレゼント(ハート)6月11日、12日「道の駅日光」でブライダルフェアを開催!:時事ドットコム
私はこういう既存の物に、ドローンをちょっと足すだけで簡単に実現できるアイデアがとても好きです。これはお役所や観光スポットだけではなく、もっとありふれたお仕事に入ってみても面白いと思います。保育園や、工事現場、病院、ガソリンスタンド、飲食店、それぞれドローンやテクノロジーを使って便利になる点はたくさんあるはず!?

第6位 ドローン展示会は閑古鳥?の裏には実用へのシフトがあった

ドローン展示会は閑古鳥?の裏には実用へのシフトがあった(4ページ目) – 日経テクノロジーオンライン
実用は確かに増えているものの、展示会に人が来ないこととは関連性は見えないミスリードなタイトル。私もすべての展示会に参加しているが、1日歩きまわると覚悟していたものの実際は2時間足らずで終わった。というのも2016年と2015年で何が変わったのか疑問に思うくらい成長した実感がわかなかったのである。そして相変わらず日本国内では高価なドローンが展示され、実績可否を尋ねると、まだ「実験段階」という物がほとんどな状況。魅力的なコンテンツがなければ人が来ない(足早に帰る)のは当然。

第5位 さいたま市にドローンレース練習場がオープン!

【やじうまPC Watch】埼玉に屋内ドローンサーキットがオープン – PC Watch
ドローンレース専用施設「ACRO+」がオープン! LEDや大型モニターの近未来感がすごい – ねとらぼ
6月18日にはドローンレース練習場「Acro+」でオープニングイベントが開かれるという。私も参加し実際に飛行をしてみる予定だ。屋内であれば、航空法の規制に関係なくドローンの飛行が可能であるため、規制の厳しい日本では今後もこのような屋内型練習施設は増えていくと思われる。

第4位 日本で超軽量ドローン開発

日本で超軽量ドローン開発
屋内飛行と同様に、航空法の規制の対象外となるもう一つの条件が「200g未満」の機体という条件だ。映像用の取り外し可能なカメラなどは重量の対象外にできることから、ある程度高性能なカメラ(4K撮影が可能なGoProやアクションカメラサイズのスペクトルカメラ等)を積むことができるだけの機体を200g未満で作成し飛行させれば、規制とは関係なく、有益なデータを集めることは全然可能だ。

ちなみに、この軽量ドローンを作成だが、カーボンフレームの細かい削りだしや熱収縮チューブごとの重量の違いにこだわるほどの猛者がうようよしているドローンレーサー達のほうがよっぽど高性能な軽量ドローンを作ることができるだろうと踏んでいる。

第3位 ドローンの配送、倉庫内活用は近々!?

DHL社による「ドローン配送」導入テストに成功。実現まであと一歩か | DRONE BORG
ウォルマートが倉庫にドローン導入、早ければ年内に実現か | ROBOTEER
Walmart shows off new drone technology to replace workers — RT America
中国EC最大手・京東グループ、ドローン配送計画を発表 | ROBOTEER | ページ 2
ドローンの配送や倉庫系の活用が目立つ。明確なメリットがあることはもちろんだが、一方課題もある。4つ目の記事中の「顧客のもとに直接荷物を届けるのではなく、農村内にサービス拠点を設け、そこまでドローンで配送するという構想」というように、従来の宅急便の配達経路と一緒に考えると課題はたくさんあるが、ゼロベースで考えればソリューションはたくさんあるはずだ。こういった場合に都市部や先進地域のような調整が多いエリアよりも地方や後進国ののような土壌のほうが素早く取り込みを実現できるはず。

第2位 北海道で開催予定のドローン競技大会「Japan Innovation Challenge 2016」

Japan Innovation Challenge 2016
ドローンを含む各種ロボットを活用して、「災害支援」「障がい者支援」「高齢者支援」の3課題をクリアすることで賞金が得られる競技大会が今年の10月に開催される予定だ。災害支援の課題テーマは「発見」であり、行方不明になった遭難者を見つけ出す必要がある。まさに最近起きた行方不明でドローンの活用が叫ばれたように、現実課題に即したゴール設定がなされており非常に面白い。見ると難易度はどれも高いが、10月までのコンテストに向けて力のあるチームに挑戦して欲しいと思う。

第1位 ドローンはガジェット止まりか?一大エンタメとなるか?

Your next date night could be a drone night – MarketWatch
Will the “Xiaomi effect” make drones the next must-have mass-market gadget? — Quartz
前者は、ドローンレースが今後の一大スポーツとなり、3DRやYuneecなどの既存ドローンメーカーもレース機の製造をキャッチアップしないと生き残れないのでは?という。それくらいドローンレースへの可能性を感じている人がいることは事実だ。一方、ドローン全体としてみた場合、ルンバのようなガジェットとしてのドローンで終わるのではという見方もある。

これについて私は、「日本でドローンが爆発的に(マスに)広がることはない」と考えている。これはPhantomなどの空撮機やキックスターターで出るような一般向けドローンが一般家庭に普及するわけではない、ということだ。しかし、スポーツとしてのドローンは違う。ドローンレースのエンタメ性には大きな可能性があるはずで、釣りや乗馬などと同様なスポーツとしての地位を早晩築くと考え動いている。
(もちろん、産業用ドローンのメリットは明らかで利活用はニュースに乗らない事例も多く出てきており、この数年でより市場が拡大していくはずだ。)

どのトレンドや市場予測を見ても、「今後ドローン市場はX倍に!」のようなプラスイメージで語られる。私も同意見であることがほとんどだが、注意しなくてはいけないのは、「今見ているドローンは未来のドローンではないこと」だ。注目するべきは、「空を飛べる」「人間の5感を助ける」「データ収集する」といった役割部分に加え、ハードとソフトとネットワークの組み合わせで無限の広がりを持っているという特徴だ!

今週のドローンイベント

今週末は仙台のゼビオアリーナにて開催されるドローンレースです。私も優勝目指して参加してまいります!応援よろしくお願いしますm(_ _)m

Japan Drone Nationals |

また6月12日には、先日ドローンイベントで訪問した徳島県那賀町で鳥獣害対策のハッカソンが開催されます。興味のある方、お近くの方はぜひ参加してみてはいかがでしょう。

6.12開催 ドローン×鳥獣害対策×アイデアソン 参加者募集 | 那賀町ドローン推進室

JMSAの参加費無料のドローン活用セミナーが全国各地で開催されています。残す所、6/8の大阪と6/10の福岡開催です。非常に内容の濃いスケジュールです。

セミナー – JMSA 一般社団法人 日本マルチコプター安全推進協会 -Japan Multicopter Safety Association-

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