今週のドローンニュースまとめ読み(〜4/4) 小型無人機等飛行禁止法、ドローンレースはゴールドラッシュ?

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今週のドローンニュースまとめ読みでは、約1週間の間に発表された各種ドローン系ニュースを、ランキング形式で独自の観点の解説を添えて、まとめてご紹介します。

4月4日月曜日は、多くの「ドローン型新卒社員」の入社式が行われているのですが、いつまでこの儀式は行うんでしょうかね。さて、今週のドローンニュースですが、周囲で一時的にホットになったニュースといえば、議員立法で成立した小型無人機等飛行禁止法です。下記に詳細しますが、重要施設付近で空撮や業務利用者以外はあまり影響がないものだと思います。

第10位 ドローン専門警報システムDedrone社、サンフランシスコへ本社移転

ドローン専門警報システムDedrone社、サンフランシスコへ本社移転 – DRONE | ドローン専門メディア
Drone detection and protection | DroneTracker

Dedrone社のHPによると、この数ヶ月で急激に「ドローン対策」の需要が増えているという。このDedroneのドローン対策技術は、「超音波・赤外線・電波・ビデオ」を活用してドローンを見つけ出す。日本政府や警察も「善玉ドローン」などといって、網を張ったりしているが、こういう専門的なサービス提供している会社をがんがん利用して実験したほうがいい。それこそ、ターゲットは国や大きな企業なのだろうし。何でもかんでも国産などと言っている場合ではない。

第9位 Phantom4スポーツモードでは衝突回避しないことを体を張って証明

DJI「Phantom 4」の新機能を試す飛行テストをしてみた。高級ドローンだからこそ調子にのってしまうミスが… – BIGLOBEニュース

当人は、うっかり忘れていたらしいが、見るも無残にPhantom4がクラッシュし飛び散っている。
もったいない(^^)
Youtubeの映像はこちら。
https://youtu.be/cpY9t_clcPc?t=3m52s

第8位 重要施設上空での飛行を禁止する法律が4月7日から施行

小型無人機等飛行禁止法関係|警察庁

この法律は「国が定める重要施設の付近では、ドローン全般の飛行禁止する」というものです。これを「200g未満のドローンも含む全てのドローンが…」と誤解している方がいらっしゃるようですが、航空法とは異なり、あくまで重要施設付近の飛行が禁止されているということに注意してください。空撮や業務で利用される方にとっては影響のあるニュースです。

第7位 2015年ドローンの拾得336件、遺失119件

ドローン:増える不明…「事故、いつ起きても…」 – 毎日新聞

拾得件数の統計情報は確認できなかったが、これらの多くはホビードローンが途中ロストしたりなどし見失ったものだろうと思われる。今後このようなホビードローンも少なくなり、情報も増えてくれば、拾得件数などはもっと少なくなるだろう。まぁそもそもこんなホビードローンで事故がそんなにすぐ起きるとは思えないが…

ちなみに、下記は、国交省に報告のあった、ドローンの事故一覧。11件。人的被害は一切ない。
平成27年度 無人航空機に係る事故等の一覧(国土交通省に報告のあったもの)

第6位 ドローンに筆をもたせたら?

人の真似をして「絵を描く」ドローン|WIRED.jp

面白い。人間の動きに併せてドローンが動き、ドローンにつけた筆で絵を描く。筆以外にも、様々な物をもたせたりすることで、表現の幅は広がる。(そういえば最近ドローンにチェーンソーを持たせる輩もいたな…)

第5位 ドローンビジネス成功の鍵は「セキュア化」、ヒントは北海道にあった!

ドローンビジネス成功の鍵は「セキュア化」、ヒントは北海道にあった! | 常識を越えろ! 変革者たちの挑戦 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉:日経BPオールジャンルまとめ読みサイト

現在の多くのドローンの通信は、ほとんどセキュアではない。現状大したデータを乗せてないので問題にはならないが、今後重要な機密データを通信したり、重要情報を届けたりする場合には通信自体をセキュアな状態にする必要があるのは間違いない。乗っ取りにも十分に考慮が必要だ。

Webの世界にはSSLという暗号化の仕組みがあるように、ドローンにもほぼ同じような仕組みが設けられるだろう。また迷惑メールの判定チェックの用に、送信元のドローンの整合性のチェック(SPFのような)も必要になってくるのでは。一つだけ懸念があるとすれば、それこそ昔のSSLのように、ただの暗号化・証明書で数十万もとるようなビジネスは勘弁していただきたいと強く思う。

第4位 ニューヨークで行われたドローンフィルムフェスティバル優秀作品

NEW YORK CITY DRONE FILM FESTIVAL 2016入賞作品発表! – DRONE | ドローン専門メディア
NEW YORK CITY DRONE FILM FESTIVAL

どれも素晴らしい動画ばかり。個人的には、ドローンならではの動き・視点をストレートに表現したCharpuのFREESTYLEが好きだ

次に好きなのは、こちら。うまく表現したなぁ…。

第3位 DJIがYuneecに販売停止を求める訴訟?

DJI files patent lawsuit against Yuneec, starting drone industry’s first major legal fight | The Verge
Drone Wars: DJI just filed a lawsuit against Yuneec for patent infringement

ドローン最大手のDJIが追随をはかるYuneecに対して訴訟を起こした。Yuneecは今年1月のCESで公開した「Typhoon H」をこれから販売する予定だったが、そこにDJIが販売停止差止めをかけた形だ。もしこの要求が通ればYuneecに大打撃を与えるのは間違いない。個人的には、YuneecにはもっとDJIとは違うスタイルで市場にせめて欲しいと思う。正直なところスペックだけで比較した場合に、DJIにどうしても軍配があがってしまう。DJIもコメントしているように、市場や消費者は「競争は」大いに歓迎している。

第2位 楽天が千葉大ドローンスタートアップに出資

楽天とUTECが千葉大発のドローンスタートアップに出資、5月にもゴルフ場で実証実験 | TechCrunch Japan
すばらしきドローン 現場はこう変わった!(整備・点検編) | HANJO HANJO

楽天が自律制御システム研究所(千葉大発のベンチャー)に出資を行い、千葉の御宿のゴルフ場で配送サービスの実証実験を開始する予定ということ。スマフォで注文したら、ボールや飲み物などをドローンが届けてくれる。ベタだがこれは大あり。楽天が主導するのであれば、強く前進することも期待できる。

第1位 ドローンレースはもはや、スポーツの一つに

Drone racing as sport takes flight – CBS News
Is drone racing the sport of the future? – FT.com
The Drone Racing Gold Rush | VICE Sports

当サイトでも何度か紹介しているドローンレース。また最近は「DRL(Drone Racing League)」なるものが世界では開催されており、スポーツメディアでも多く取り上げられている。DRLは、これまでのタイムを競うだけのレースではなく、華美な装飾に、入念な番組構成やこだわりの編集など一つのエンターテイメントなコンテンツとして提供しようとしているのが大きな違いだ。下記は以前開催された映像。ぜひチェックしてみて欲しい。

今週のドローンイベント

今週は4月10日の日曜日に千葉県野田市のRC DEPOTでHitec FPVドローン カップ & 体験フライトが開催されます。Hitec製品をお持ちの方はレースに挑戦してみては?

インフォメーション | 株式会社ハイテックマルチプレックスジャパン

その他のドローンイベント情報はこちらから

ドローンイベントカレンダー

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2 Responses

  1. hatamo より:

    初めまして、hatamoと言います。
    DRLのビデオ、興味深く見させてもらいました。
    以前から、こういう所でどうして飛ばせるのか疑問に思っていたのですが、パイロットのブースを見て、へー。
    送信機、ゴーグル共ライン入出力なのですね。送受信のアンテナどの程度必要なのでしょうか。

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