今週のドローンニュースまとめ読み(〜3/21) バルーン型ドローン公告、パラシュートドローン、Phantom4レビュー

LINEで送る
Pocket

今週のドローンニュースまとめ読みでは、約1週間の間に発表された各種ドローン系ニュースを、ランキング形式で独自の観点の解説を添えて、まとめてご紹介します。

Phantom4が販売され続々とレビューが登場しているようです。また今週末はジャパン・ドローン2016が幕張メッセで開催されます。ドローンのハードウェア・ソフトウェアだけでなく、保険やレンタル、などなどドローンビジネスが集まっています。最終日はドローンレースがありますので、興味のある方はのぞいてみてください。

9位 ドローンは地方から?徳島が制定した「ドローンの日」

10月6日はドローンの日 那賀町議会が条例制定【徳島ニュース】- 徳島新聞社
10月6日>とお(10)」+「6(ろ)>どろーん>ドローン、というあまりにも無理くりな設定だが、普及に向けた機運を高めるのが目的である。徳島県は何かとドローンに積極的であり大変おもしろい。私も来月ドローン関係で初めて徳島を訪れる予定だ。ドローンはやはり地方が熱い。

8位 割り箸✕ドローン=驚きの空撮映像

【空撮なのかこれ?】割り箸とドローンで大迫力の空撮ムービーが撮れちゃうウラ技を見せちゃいます! Byクーロン黒沢 | ロケットニュース24
これは面白い。割り箸につけたミニチュアの飛行機をドローンに割り箸を用いてくっつけただけの映像だがかなりリアル。こういうドローンと掛け合わせたアイデアは無数にあるはず。

7位 非GPS環境でドローンを安定飛行に成功

東京大学など、非GPS環境でドローンを安定して自動飛行する技術を開発 | レスポンス
ドローンは様々なセンサーを利用して、現在の位置情報や移動すべき距離を随時計算し、移動したり静止したりしている。屋外で利用する場合、GPSを利用してドローンをさらに安定させることが多いが、反対にこれまではGPSがないと安定しにくい状況にあった。屋内や電波を遮る物体がある場合など「ドローンを活躍させたい非GPS環境」はたくさんある。こういったドローン技術は日々進化しているのが面白いところ。

第6位 パラシュート搭載で「落ちないドローン」

ParaZero SafeAirはドローンを軟着陸させるパラシュート―完全自動でバッテリー切れにも対応 | TechCrunch Japan
今回ドローン用のパラシュートをParaZeroという企業が3DRのsoloに搭載できるようにすることが決まった。ドローンにパラシュートを付けることで最悪の自体の急落を防ぐことが可能となるが、今回のニュースで面白いのは、「3DRに搭載が可能なパラシュート」を作ったことだ。これまでにも「独自のパラシュート搭載ドローン」は存在したが独自開発のドローンで性能や価格に難があった。

現在のドローンに用いている送信機・プロポには様々なチャンネルを割り当てて操作が可能であり、このような「アドオン型」の安全装置は今後どんどん増えていくと思われる。

5位 Phantom4の徹底レビューが続々

DJIの最新ドローン「Phantom 4」がやってきたので早速フォトレビュー – GIGAZINE
【開封】Phantom4を隅々までチェック!徹底分析!
3/1に発売となったPhantom4だが、3月中旬から発送が開始されPhantomユーザーの多くの手元に届き、Phantom4の開封の儀が続々と公開されている。機能的な改善だけではなく、使いやすさを重視した改良が行われているところに、DJIのプロフェッショナルを感じる。

例えば、バッテリーのつまみ部分。当サイトにも度々「バッテリーの取り外しができない」など問い合わせがあったが、Phantom4になりワンタッチで抜き出しができるようになっているということ。

中国企業は安かろう、悪かろう、などという印象を持つ人がいるが、それは古い考え。日本のメーカーよりも圧倒的なスピードで品質向上、機能拡張を行う企業が出てきているのだ。

4位 注目度上がるかも? バルーン型ドローン公告

新たな広告媒体となるか。ドローン+バルーンで広がる可能性 : ギズモード・ジャパン
企業名が入ったバルーン型ドローン公告

初見したときは、大して気にならなかったが、実は既存の一部公告よりも遥かに良い公告効果が期待できるかもしれない。2015年には19歳の青年がドローンを利用した空中公告ビジネスをスタートしたが、この時、既存の販売されているドローンに公告を吊るしたり、直接公告を貼りつけるという媒体手段であった。

今回の記事にある「AEROTAIN」のドローン公告は、「公告掲載が可能なバルーン型ドローン」であり、用途も公告に特化されたドローンのようだ。当たり前だが、ドローンなので可動式。つまり、イベント会場などで、動き回れるバルーン公告が利用可能ということ。通常は、「のぼり」や「旗」「幕」など固定位置に掲載されることが多いスポンサー公告。安全な可動式になることで注目度はこれまでの比ではないはずである。

第3位 ドローンの通信データの価値とは?

ドローンをクラウド管理する時代がやってくる!
クラウド、という言葉が一人歩きしているが、、、
ドローンがインターネットに接続してデータを送受信できるようになれば、このような「サーバー型の管理」をしたほうがユーザーは楽になるし供給者側もおいしいデータが取得できる。ユーザーにとっては、自分でファームウェアをインストールしなくても良いし、ログも自動的に記録される。

と、これを既に先んじて行っているのがDJIのドローン。スマフォのアプリに飛行情報や状態など記録されており、インターネット接続した時にアップロードしている(はず)。最近は、プロポのアップデートはインターネット経由であり、機体のアップデートもそのうち変わるだろう。これらの情報をどこまで取得しているかは定かではないが、分析しがいのあるデータがあるのは間違いないだろう。

このようにハードを持っている企業はソフトや「データ」についてもアドバンテージを出せるのがとても強いところだ。

第2位 ドローン事業に続々参戦「テラモーターズ」「デンソー」など

テラモーターズがドローンで新会社を設立、土木測量から業務向け市場開拓へ | TechCrunch Japan
デンソー、ドローン参入 車の制御技術活用  :日本経済新聞
今週は自動車部品の機体制御などのサービス提供しているデンソー、電動バイクで有名なテラモーターズがドローン事業に参入するというニュースが飛び込んできた。

「ドローンのコモディティ化」「業務用サービス」「ハードウェアは、そんなに関係がない」「市場を見つけるのが大変」など上記記事内のテラモーターズ徳重徹氏のインタビュー内容は興味深い。まずはドローンが役立てる市場がどこにあるのか?そこに特化して作りこんでいく、というシンプルだがとても重要なことだと考える。

第1位 Phantom4衝突回避の最大の功績である「Movidius」

ドローン業界の王者、DJIを支える半導体メーカーMovidius | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
Vision Processing Unit | Machine Vision Technology | Movidius

今回、DJIの最新ドローンPhantom4には、障害物回避をする機能が目玉の一つであるが、これまでのドローンとほぼ同じ価格でこの機能が搭載されたことが驚きだ。例えば、PCゲームや動画編集など、グラフィックボードが搭載されているPCでないと処理が難しいようにリアルタイムの画像処理にはこれまで姿勢制御などとは別の処理コストがかかる。このような画像処理には、CPUではなく、GPUのリソースを用いて処理されることがあったが、今回新たにVPUという「視覚用」のチップが提供されているのが大きな特徴。このMovidiusのVPUの特徴は、「超小電力で小さく、ハイパワーでプログラマブル」という、ドローンやスマフォなどのモバイル機器にも最高の組み合わせであり、今後非常に注目されるテクノロジーだ。

今週のドローンイベント

今週末は、千葉の幕張メッセで「ジャパン・ドローン2016」が開催されます。

ジャパン・ドローン 2016 / Japan Drone 2016

3/24から3/26まで展示会(事前登録無料)やカンファレンス(有料)が開催されます。また26日はドローンレースが開催されますので、興味のある方は一度見学してみてはいかがでしょうか?私も優勝目指して参加致しますので応援してください(^^)

その他のドローンイベント情報はこちらから

ドローンイベントカレンダー

LINEで送る
Pocket

こちらもおすすめ!

コメントや質問・相談はお気軽にどうぞ!(承認してから反映しますので投稿後しばらくお待ちください。)

メールアドレスが公開されることはありません。