今週のドローンニュースまとめ読み(〜2/15) ドローン専用練習場オープンなど

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今週のドローンニュースまとめ読みでは、約1週間の間に発表された各種ドローン系ニュースを、いくつかランキング形式でまとめてご紹介します。なおランキングの順位は完全なる主観となります。

第10位 ドローン撃退法:鷲でドローンを「ワシづかみ」

ワシを使って不審ドローン撃退へ、オランダ警察 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
オランダ警察が小型無人機ドローン狩りをワシに訓練! 獲物を仕留めるかのようにハントするワシが超カッチョいいぞ!! | ロケットニュース24

鷲でPhantomクラスの小型ドローンを捕まえるというドローン撃退法をオランダ警察が訓練していることが明らかになったが、冗談やネタではなく、まじめに取り組んでいる様子。トイドローンのようにプロペラが柔らかいものや、Parrotのドローンのプロペラの用に「接触すると停止する」タイプであれば有効だが、カーボン製の強度の高いプロペラを用いてある程度の回転数で回っている場合、捕まえた瞬間に鷲が傷ついてしまう可能性が高くなり非常に危険であることは認識すべきこと。落とさずにキャッチしてターゲットであるドローンを捕まえるのは非常に難しい課題である。

第9位 増えるドローン講習会、JUIDA認定スクールが続々と誕生。

JUIDA認定スクール日本DMCが無人航空機操縦技能教習の受講者を募集開始 | Japan Drone Media
JUIDA認定スクール | JUIDA|一般社団法人日本UAS産業振興協議会

一般社団法人日本 UAS 産業振興協議会(JUIDA)の認定を受けた企業や団体が8社を超えている。関係者によると認定申し込み待ちの数は少なくないということで、今後もドローン講習サービスを提供する団体は増えることが予想される。これらの団体は、JUIDAの策定する安全ガイドラインに則り、安全対策や操縦技術、法規制などに関する必要知識を講習するということだが、サービス価格は5日でおよそ35万円前後となる(ドローンの機体は含まない)。

実際「ドローンビジネスに参入したいけど、右も左もわからない」という方は想像以上に多く、そうした方々には良いサービスになりうる。そして、講習サービスを行う団体が増えることで、サービス自体の改善がなされていくことが求められる。

第8位 JUIDAとゼンリンによるドローン専用飛行地図サービス

ドローン可能エリアを地図で表示 ゼンリンが実証実験:朝日新聞デジタル
ドローン専用飛行支援地図サービス-
地図情報を提供するゼンリンとJUIDA、ブルーイノベーション株式会社による共同開発で、ドローンの飛行禁止エリアなどをわかりやすく探すことができるサービスの実証実験が開始された。該当のHPより申請を行うことで、実際に利用することが可能。

現在、実証実験中ということもあり、未開発機能や一部表示に不具合があるものの、こうしたWEBサービスが増えるのは望ましい状況であると言える。世界でドローンのシェアがNo.1であるDJIも公式HPで「飛行禁止マップ」を公開しているため、直近はそちらを確認するのもおすすめ。

利用してみた感想としては、GPSでの位置情報の取得ができない点や、柔軟な場所検索と結果表示がしにくい点はあるものの、実証実験ということもあるので、正式版のリリースには期待される。

第7位 アメリカドローン規制。FAAのドローン登録制、32万人以上が登録済

FAA: Drone registration eclipses that of regular planes
ドローンの規制は日本だけではなく、先進国の多くで規制が始まっている。アメリカFAAも同様であり、2/19から登録されていないドローンを飛行した場合(当然例外となる機体は除く)違反となると明確に宣言されている。日本では、「200g未満」「屋内」という規制対象外ルールがあるが、アメリカでも同様に「250g未満」のドローンが規制対象外となっており、海外Facebookのドローンコミュニティでも盛んに「軽量ドローン」が日々アップロードされている。

この「重量規制」がなかったら、軽量ドローン(かつパワーも最大限保つ)がここまで開発・自作されなかったはずであり、ドローン規制の良い副作用と捉えることも可能だ。

第6位 ドローンと人間と機械の親密なインタラクションとテクノロジーの擬人化

ライゾマティクスリサーチとマルコ・テンペスト氏がお送りするドローンマジック! – DRONE | ドローン専門メディア
https://www.youtube.com/watch?v=HQLORg5COiU
https://www.youtube.com/watch?v=B4xtsH6pzoM

Perfumeの演出を手掛けるライゾマティクスの真鍋大度氏、石橋素氏らによる、ドローンと人間のインタラクティブ。上記の動画を見ていただければわかるが、人間の動きや言動にあわせてドローンが動き、そこにアートを生んでいる。ここにも、これまで人間の視点や特長にはない要素をドローンで表現するという新しい使われ方がなされている。またドローンをネットワーク制御することによる、人間とは異なる精緻さを表現することもドローンの魅力の一つである。

第5位 Parrotがマルチスペクトルセンサー「Sequoia」を販売、Pix4Dとのコラボ

Pix4D and Parrot Release Precision Agriculture Solutions | Droneblog
Parrotが精密農業向けマルチスペクトルセンサー「Sequoia」を販売、Pix4Dとのコラボも発表 | DRONE BORG

Parrot社のスペクトルカメラ「Sequoia」とスペクトルカメラのデータを見やすい形に変換するサービス「Pix4Dmapper Ag」を利用することで農業分野のドローン活用がより期待される。これまで販売されているスペクトルカメラは比較的大きく高価なものが多かったが、今回発表された「Sequoia」はGoProサイズと小さく、約3500ドルという価格帯での発表。

これにより、農作物の分布状況や活性度などのデータを可視化が加速され、より効率的な農業を行うことが可能となる。SDカード、GPSやIMUが内臓されているため、ドローンにこだわらず装着することができるかもしれない。リリースは3月ごろを予定とのこと。

第4位 【絶景】ウユニ塩湖でドローンを飛ばしたら・・・

https://twitter.com/vendingmachlne/status/696204023645540352
ウユニ塩湖でドローンを飛ばしたら・・・見たことない景色が!(動画あり) | TABI LABO

Twitterで大量のRTとFavoriteがなされていた動画。実際に見てみると、CGではないか?と見間違うほどの圧巻の映像で必見であるため、まだ見ていないひとは一度みてみてほしい。

その他:おすすめドローン動画10個

第3位 盛り上がるドローンレース、2月14日にはドバイレース日本予選を慶応SFCで開催

賞金総額1億円超、国際ドローンレースの日本選考会が慶應SFCで2月14日開催。入場無料 – Engadget Japanese
アドレナリン出まくり。ドローンレースが熱すぎる : ギズモード・ジャパン

2月14日に、慶応義塾大学SFCキャンパスでドローンレース@ドバイの日本予選が行われた。暴風雨の中での開催となったため、急遽体育館を利用してのドローンレースとなったものの、予定どおり走行をおえ、現在ドバイへの映像提供などを行っているという。

2015年よりドローンレースは増え続け、カルフォルリアで開催されたドローンレースでは、優勝賞金は25000ドルだったが、ドバイで行われるレースでは1億円などスポンサーなどの注目の高さが伺える。一方、黎明期であるドローンレースは装飾やイベント内容自体に工夫や改善の余地があるが、プロスポーツと同様に「エンターテイメント」として面白いコンテンツにするべく、これから改善して盛り上がることは間違いない。

第2位 秋田県仙北市、ドローン競技大会で周波数の割当に特例適用

秋田県仙北市で2016年7月にドローンの競技大会を開催へ | DRONE BORG
かねてよりドローン特区とされている秋田県の仙北市は、2016年度中にドローンの競技大会を開催するという。ドローンの競技大会などをおこなうことはもちろんだが、さらに興味深いのは、「ドローンに利用する周波数の混信をさけたり、申請を簡易化するために特例を設ける」ということ。現在、FPVによるドローン操縦をする場合に、電波法の問題やドローンの目視外飛行規制が関係してくるため、申請なく飛行させることは原則できない。

こうした、申請面などのハードルが下がることによって、参加者の増加や外国人レーサーの誘致にも繋がる可能性がある。また成功事例となることで、他の競技開催地でも認められやすくなるため、この特例の実現には大きな期待が寄せられる。

第1位 ドローン練習場が続々オープン

ドローン専用練習場が宮城県大和町に4月オープン。3500平方メートル以上の広さで心置きなく飛行を楽しめる – Engadget Japanese
商用利用、ホビー利用にかぎらず、2016年現在、気軽にドローンを飛ばすことはできなくなっている。ドローン規制法には大きく2種類、目視外飛行や夜間飛行などの「飛行ルール」と人口密集地域では飛行不可などの「飛行エリア」の規制がある。これらの規制に該当する場合は、申請を行うことにより飛行可能となるが、日本に住む・働く多くの方に該当している。

こうした中、ドローンの練習や実験を行うことが可能である場所、というのはとても重要であり、今後多くの事業者や団体が飛行スポットを提供していくことが予想されており、こうした取り組みは非常に重要となる。

※当メディアでは、現在「ドローンスポット検索サービス」を鋭意開発中です。正式リリース時には再度告知いたします。

ドローンスポット検索サービス

ドローンスポット検索サービス

今週のドローンイベント

ドローンとは直接関係はありませんが、2/16、2/17には、WEB RTCカンファレンスが開催されます。WebRTCとは簡単に言うと、ブラウザから音声や映像データをリアルタイムに受信することのできる技術を指しますが、ドローンやIoTとの相性が高い技術です。

また、株式会社CLUE主催の第二回ドローンビジネス勉強会が開催されます。
【DRONE BORG主催】2016年2月18日開催 | Peatix

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