ドローンのポジティブな面が伝わるように!
と日々思うわけですが、残念ながらネガティブニュースがマスコミに取り上げられることが多いのが現状です。
広島県警尾道署は20日、尾道市の山陽新幹線の線路脇で落ちているのが見つかった小型無人機「ドローン」について、同市の男性会社員(26)が持ち主と名乗り出たと明らかにした。 …
小さなマイクロクアッドが、新幹線の近くに落ちていたのが見つかりニュースになりました。該当のマルチコプターはこちらのものと思われます。
6軸ジャイロ搭載+バッテリー容量UPで超安定飛行!機体のブレも軽減、高画素数で動画も静止画もキレイに撮れる!(マイクロSD記録形式) ・上空からの風景はまるで鳥のような感覚!飛行性も抜群な上に、高速フ …
軽量のホビードローンにも規制が必要か?
今回ニュースとなった機体は、約110gと機体自体が軽いため、大きな惨事になる可能性は低くなりますが、今回のように「コントロールが効かなくなり」ノーコントロールとなってどこかに墜落してしまうこともありえます。
新幹線線路脇に落ちていたということもあり、「もしも」を想像する方が出てくるのも当然のことと思います。
今年度施行予定のドローン規制法案(航空法)には、規制対象の重量制限のしきい値が設けられていて現時点での案だと、200g以下は規制対象外となります。
このような軽量ドローンにも規制を敷くべき、という意見も一理はありますが、規制には一長一短です。規制を敷くにも時間がかかります。
現時点で規制がない以上、またドローンに興味を持って、触れてみたいと思う方が多くいらっしゃるという事実がある以上、経験者や良識ある方たちが情報を出して、サポートしてあげることも重要ではないでしょうか。
ということで、本サイトでは、軽量ドローンを飛ばす時の心得7つを勝手にお届けします。
軽量ドローンを初めて、飛ばす時の諸注意
お手軽に空撮ができる!など、興味を持って購入したドローン。大半の方は、お手頃に購入ができる1万円前後のクアッドコプターを購入される方が多いのではないかと思います。
基本的な飛行操作方法や諸注意は説明書にも記載されていることが多いですが、早く飛ばしたいワクワクさから、説明書をじっくり読んで、電波法・航空法について調べる人もなかなかいないと思います。(もちろん読んだ方がいいです!)
なので、ホビードローンを初めて飛ばす方向けの諸注意として以下を記載します。ここでは、Phantomなどの高性能機ではなく、冒頭のニュースにあるようなトイクアッド(6軸以下センサー搭載)を念頭においてます。
軽量ドローン飛行時7つの心得
- 機体の向きとスティックの方向は必ず事前に確認すべし
- 飛行安定には「トリム調整」が重要な鍵と認識すべし
- スロットル(上昇下降)は慎重すぎるくらい慎重にすべし
- 半径5m以内の人や物にはぶつかると思うべし
- 原則屋内で飛行すべし
- 屋外の場合、20mの高さを超えると風に流されると思うべし
- 風に流されると二度と帰ってこないと思うべし
風に一度流されると、ほぼ帰ってこなくなります。ほんとです。河川敷で近くに川があると、それこそ川ぽちゃ必須です。
風に流されると、機体の向きが極端にわかりづらくなるため、操作方向も曖昧になり、機体を戻しているつもりでも、反対に飛ばしてしまうことが容易に想像できます。
トイクアッドの通信可能距離も50m届けば良いほうであり、すぐにロスト(通信切断)されコントールが効かなくなってしまいます。
冒頭のニュースも「風に流され、操作がわからなくなり、ロストし、見失い、どこかに落ちる」という一連の流れが想像できます。
ぜひ、7つの心得を旨に、ドローンの可能性を楽しんで貰えればと思います。そしてドローンは楽しいなぁ、もっとやりたいなぁと思ったら、どんどん調べて安全に役立てる道を探していただければと思います。
以下は、ドローン入門時に見ていた方が良いと思うものです。
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