ドローンの保険には入る必要がある?【業務外・ホビー用】

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ドローンの保険は必要なのか?

万が一、バッテリーの故障でノーコン(操作不能)になり墜落し、たまたま通りがかった通行人を傷つけてしまったら…

なんて怖いことを考えたくはないですが、事故のリスクコントロールはマルチコプターなどのドローン操縦者がすべきことの一つだと思います。

リスクコントロールには、操縦技術を向上させて墜落可能性を下げたり(リスク除去)、ヘキサコプターのようにプロペラがひとつ死んでも冗長構成を組むことで墜落防止したり(リスク分散)、そもそも危ない場所ではドローンを飛ばさない(リスク回避)という選択もでますが、それでも事故が起こるか起こらないかは不確実です。そして、このような不確実な事故リスクによる損失の資金対策の一つとして「保険制度」があります。

このリスクコントロールの一貫として、リスク回避やリスク分散を徹底できるのであれば保険などの対策の必要性はある程度少なくなりますし、初心者のように技術が低かったり、安全な場所の判断が付かない状態においては、事故リスクも高いままとなり、保険の必要性は増してくると考えられます。

マルチコプターなどのドローンは墜落する可能性がある

マルチコプターは、墜落する可能性があります。そしてそれは急に起こる可能性があるということは頭に入れておくほうが良いと思います。

上記は、購入直後のDJI Inspire 1が最初はまったく問題なく操作できていたのに突如ノーコンとなり、勝手に上昇し、墜落しています。youtube上のコメントでは、6/30現在、アップ主がDJI LAにInspire 1を送り返し返事待ちということで、未だ原因は明らかになっていません。

このように利用者が多く信頼性が高いと思われている機体でも、恐ろしい事故が発生しうる技術レベルにドローンがまだ位置していることは認識しておいたほうがよいと思います。

また、上記は海外であり土地も広く墜落時も幸い人や建物がありませんでした。しかし日本のように密集地帯が多く狭い土地で落ちる場合とではまた話が変わってきます。こういった自分のフライトする場所や技術レベルや用途などに応じて、リスクコントロールをすることが大事です。

現在ホビー用のラジコン保険は、対人1億円を上限とした保険が安価に加入ができます。安価に加入できる一方、保険の適用条件がちゃんと書かかれていないラジコン保険は実際保険金が支払われるのか…と疑問になりますが、実際に確認したところ、機体を一部改造したりとか、友人にぶつけた場合でも補償の対象となる旨確認しました。

正直手間ですし、4500円と高くはないけど、わざわざ登録するのも…っていう気持ちもあります。個人利用だとなおさらかと思います。

しかし個人的には墜落や事故などに対して他の安全対策が見つかるまでは、もしくは代替の保険サービスなどが見つかるまでは、自身のリスクコントロールの一つとしてホビー用ドローンでも保険に加入しておくことをおすすめします。

ドローンの保険に加入する場合

業務で行う場合は、ほとんどが機体の販売元で取り扱っているケースが多いと思いますが、個人の場合は付いている場合とついていない場合があります。例えばDJI Phantom 3の場合は購入すると保険申し込みする権利が付帯しています。

DJI Phantom 3の保険

DJIの賠償責任補償制度

DJIの賠償責任補償制度


DJI Phantom 3の場合は申し込みから1年間の日本国内で有効な無料の保険がついています。補償限度が対人1億円・対物5000万円・事故負担5万円です。損害保険なので、損害賠償請求を受けた金額に対しての保険金支払ですが、加えて損害防止費用、争訟時の費用も補償されるとされますが、もちろん被保険者自身に対する補償はなく、自損したり機体の故障などにはりようできません。

ここで重要なのは、本保険制度の対象は「機体を事業活動に使用するユーザー(ホビーのみに使用するユーザーは対象外)」であるという点です。しかし、「撮影した映像をWEBに投稿し広告収入を得るユーザーは対象」というように一般ユーザでも、Youtubeなどにアップロードし課金などをする想定であれば対象者となりうるということです。youtubeにアップしたことが無い方もせっかくなので、Phantom 3での美しい動画をアップロードして広告収入を得ましょう笑

ちなみに、担当者様に電話で確認したところ契約者本人が利用した時ではないと保険対象にはならない(機体を貸し出している場合は対象外)ので注意しましょう。

DJI賠償責任補償制度の登録方法

保険登録手続きは、DJI Phantom 3に同梱されている「賠償責任補償制度の概要」を確認し、「登録票」をFAXかメールにて送付する必要があります。
過去記事参考:Phantom 3専用 業務用保険の登録

私はメールでの送付をしましたが、1ヶ月ほど連絡がなく電話したところ対応中ということで登録まで時間がかかるようでした。保険の有効期間は申し込みではなく、あくまで保険会社側の登録日ですので、不安な方は確認をされたほうが良いです。私の場合は、5月13日に申し込みをして、6月10日に保険開始し、6月17日に保険証が手元に到着しました。

RCK(財)日本ラジコン電波安全協会-ラジコン操縦士登録/ラジコン保険(ホビー用)

日本ラジコン電波安全協会-ラジコン操縦士登録/ラジコン保険(ホビー用)

日本ラジコン電波安全協会-ラジコン操縦士登録/ラジコン保険(ホビー用)


公平かつ能率的な運用とラジコンの健全な普及などを目的として、RCK(財)日本ラジコン電波安全協会が制定するラジコン操縦士の登録制度であり、この登録制度には付帯特典として登録証の発行や、大会への出場権利などがあり、またラジコン保険がつき保険証も発行されます。

http://www.rck.or.jp/contents/rc_sojyu/rc_sojyu01.html

この保険の内容を RCK(財)日本ラジコン電波安全協会のHPより確認すると、

  • ラジコン操縦士登録費用は2年で4500円
  • 保険金限度額:1億円程度
  • 事故負担額:5万円
  • 引受保険会社:AIU保険会社
  • 取り扱い代理店:有限会社IQI

とあります。補償限度は1億円とありますが、保険の適用条件などの細かい説明ありません。ラジコン保険目的で知った事情の知らない人からすると既得権益団体なのではないかと思ってしまうのではないでしょうか。そのため、保険の適用条件について代理店様に問合せさせていただきました。その中で確認できたこととしては以下です。

  • 違法電波を利用は損害賠償の対象外
  • 単なる機体の改造は損害賠償の対象
  • 契約者、契約者の同居の親族及び父母、配偶者または子供は損害賠償対象外
  • 友達などは同居の親族ではないため、損害賠償の対象
  • ラジコン操縦士は同居の家族ではないため、損害賠償の対象

改造した際、改造した部分が原因としても対象となるようです。
また、同居の家族など親しい人を除いて対象となるようです。

ラジコン操縦士の登録方法

代理店などでラジコン操縦士登録を勧められておらず自身で登録をする場合は以下のようにします。

  1. 日本ラジコン電波安全協会のHPの問合せフォームからラジコン操縦士登録申請書兼払込取扱票を請求する。(郵便局備え付けの払込用紙でも可能なようです)
    http://www.rck.or.jp/contents/contact/index.html
    ※スマフォからはエラーとなり問合せできません。PCから行う必要があります。

  2. 払込用紙が到着するので内容記載して郵便局で支払い
    http://www.rck.or.jp/contents/rc_sojyu/rc_sojyu0501.html

郵便局受理日(日付印)の翌日から有効となるため、DJIよりも少し安心です。

ちなみに、、上記の販売代理店様に業務用保険についても合わせて確認させていただきました。機体や利用用途により異なりますので、具体的な金額や保険金額はここでは伏せますが、快く見積もりしていただけました。

有限会社IQI

そして同時期に「みんなの保険ひろば」などにドローン関連で保険問合せましたが、「紹介できるベストプランナーが見つかりませんでした」という回答で大変残念でした笑。
7月からは業務用に東京海上日動火災保険がドローン保険商品を開始する予定だそうですが、まだまだドローン周辺の保険に対応している会社は少ないようです。

参考文献

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