先日のドローンのフライトシミュレーター比較の中でマルチコプターが操作可能で、クオリティが高く、Mac OSでも利用可能なシミュレーターとして、有償ながら5ドルという低価格の「FPV Freerider」がありました。
こちらは、demoアプリも用意されていてどなたでも試すことが可能です。プロポやPCと接続する専用USBが無くても、キーボード操作などで試すこともできます。
FPVモードでの飛行練習・タイムラップが可能なFPV Freerider
本アプリはゲーム開発エンジンとして有名なUnityで作成されているため、MacでもWindowsでも利用することができます。
起動すると綺麗なグラッフィック(昔ながらのフライトシミュレーターはVBみたいな少し古い画面が多いので余計に…)でシンプルなメニュー設定がされています。
キーボード(非推奨)や、スマフォやタブレットなどからタッチスクリーンでも操作することができます。
実際にシミュレーターを利用するとなったらプロポは間違いなく必要になると思いますが、練習用のプロポ(専用のケーブルなどが付いていることも多い)か、既に利用しているプロポを別売りのUSBを利用して接続する方法の2種類があります。
プロポを接続した場合は、「Caribrate Controller」のメニューからスティック操作を記憶させます。
他のスティックは全て中央にした状態で、Yawはラダー、Rollはエルロン、スロットル、ピッチはエレベーターで順番に操作する必要があります。
練習するシーンを選ぶと(デモ版は1つのみ)、すぐに飛行を開始し好きに飛び回ることができます。また、右上のメニューから「Timed race」を選択することで、1,3,5lapでのタイムアタックを行うことができます。
案外というかかなり難しいぞFPVレース
実際にやってみてですが、、、3時間やって3lap(3周)でゴールできたのが3回…m(__)m
私が下手くそというのもあるのですが、ラジコンヘリや固定翼の経験やレースなどと関係なくマルチコプターを飛ばしている人も多くいると思いますが、おそらく同じような結果になるのではないでしょうか。。
チェックポイントをくぐり周回するだけなのですが、大きなカーブや起伏のある地面等など、微妙な調整が必要なため、すぐにcrashしてしまいます。ゆっくり飛行させれば、と思っても思いの外難しいです。(有料版を購入して他のシーンを行いましたが、他のシーンの方が複雑に見えるもののゴールしやすかったり…)
腕に自身がある方はぜひやられてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私のFPV FreeriderでのTimed raceをやってみた動画はこちら。
結構難しいんです。今は練習したおかげで、1rap11.56まで上達しました!今のところdesertでの最速は海外レーサーの7秒台です…どうやったらできるのか…。
FPVレースではなく、マルチコプター初心者の方は、おすすめドローンでの紹介にもあるように、最初はhubsanやSymaなどの低価格な軽量機体での練習が良いと思いますが、
このシミュレーターと併せて練習すればすぐにある程度の飛行ができるようになると思います。離着陸の絶妙な舵加減、前後左右や高低差を考えて飛行させるなどの基本的な進み方など、仮想世界で好きなだけcrashしながら体験することをおすすめします。
FPV Freeriderの購入先
FPV Freeriderは下記ページよりPayPal経由で購入することが可能です。
購入後は送付されるメールに記載されたダウンロードページからOSごと(Mac, Windows, Linux)のアプリケーションをダウンロードすることができます。(zipダウンロード・解凍して実行のみ)
RC quadcopter racing simulator.Supports first person view (FPV) and line of sight (LOS) flying.It is highly recommended to use a USB controller. Most USB controllers should work*Physical controllers are configurable for mode 1,2,3 and 4.
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