ドローンレースは雨天だと中止…。
そんな認識はもうすぐ変わるかもしれませんね!
これまでFPVドローンレースに参加するほうも主催するほうもやってきましたが、
雨は非常に苦手でできれば降ってほしくないです。
ですが、全天候でできるのであれば雨天中止リスクが大幅になくなるため、
スポーツとして、ビジネスとしてとても幅が広がるのは間違いありません!
なんとか雨でも大丈夫な状況を作り出して行きたいと思います!
パイロットとしてのドローンの防水対策
雨の中ドローンを飛行させると、当然ドローンは濡れることになりますが、
- 降雨に濡れても問題ない
- 水の中にはいっても問題ない
- 雨雫が飛行に影響しない
ここらへんに対応できれば防水対策としてうまいことできているといえると思います。
サランラップ
たとえば、超低コストで簡易的な防水対策はこちら
簡易的にできるのはサランラップぐるぐるまきですね。
見た目にはカッコいいとはいえませんが、海外のレースではやる人が一定数いますね。
サランラップがピラピラしがちなのでしっかり止める必要があります。
絶縁テープ(布テープ or ビニールテープ)
私は基本的にこちらを使っています。
雨に濡れると湿った感じにはなりますが、ある程度防ぎます。普段から持っていて使い勝手がいいので防水にも利用しています。
↑実際はこのようなビニールテープの人が圧倒的ですね!
防水スプレー
これはタイムリーですが、現在ワタクシ台湾に来ております。
そして、なんと初日からの大雨…(´;ω;`)
そこで、運営からレッドブルとともに渡されたのが上記のスプレーです。
基盤やESC、電気系コネクタに吹き付けてしばらく放置します。
液体なのでその後吹きさり終わりです。油なので触ると独特のあの感じです。
これの効果ですが、本日もちろん雨水が原因で墜落故障した機体はありませんし、
この動画見てもらえれば多少の水没も大丈夫なのがわかると思います。
これらは、カメラやモーターには吹き付けませんので、
その部分をどうするかはまだ課題ですね。特にカメラ。
カメラ・レンズの水滴防止策
機体のショート対策などは上記でできたとしてもドローン側の問題としては、
水滴が視界を邪魔してとても見えづらいこと、が挙げられます。
これはまだ試してないので続報を待ってほしいですが、以下商品を購入しています。
ぜひおすすめの水滴防止策があれば教えてくださいませ!
運営者としての雨天時の課題
多くのパイロットの興味はドローンの雨天対策だと思いますが、
運営や事業者側はこんなことを考えているのだと慮っていただければ幸いです。
- 運営機材も防水対策が必要
- 前日設置などが難しいため準備時間が短縮される
- 汚れる可能性が高くなる
- 雨雫でFPVの映像が見えにくくなりジャッジが正しくできない
- 観客も映像を見づらい
- 濡れたくないし、そもそも観に行きたくない
- 雨による機材トラブルがおきスケジュール遅延の可能性
- ドローンの映像や撮影素材のクオリティが大幅に下る
ちょっと考えるだけでもこれくらいあります。
イベント集客にいたっては想像以上に落ち込む可能性があります。
まぁ各々解決方法はあるでしょう!
ここで一つ直近私ができる方法としては、
機器等の設備も常設されているちゃんとしたフィールドを作ることですね。
今のドローンフィールド相模湖にするかはさておき、
屋根付きピットエリア兼操縦席だけではなく、各種運営機材もその場で利用できて、
世界大会や定期リーグ開催をバシバシ開けるようなスタジアム的な環境を作りたいと思います。
そんじゃーね!