ドローンレース用おすすめリポバッテリーの選び方

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今回は、「使ってみないと具体的なことがわかりずらい」リポバッテリーについて説明します。あくまでドローンレース用に特化した内容ですので、空撮機や測量用途、ホビー向けではないことをご了承ください。

まずはフレームサイズごとに容量を決めるべし

以下に大まかなフレームサイズごとバッテリー容量目安などを記載します。

アームサイズモーター(KV)バッテリー容量プロペラ組立後重量目安
2502206(2100KV)4S 1800mAh5インチ
(6インチも可)
600g
2102204(2300KV)4S 1300mAh5インチ450g
1801806(2500KV)4S 1000mAh4インチ400g
1501306(3100KV)4S 530mAh3インチ250g

あくまでこれらは目安です。バッテリーによっては、縦に長かったり、縦に高かったりするものがありますので(縦に短くて・縦に長いのがマウントしやすい)確認してみてください。なお、上記は4S(セル)のバッテリーで記載していますが、3Sになるとその分小さくなりますので、4Sと同じくらいの重量にするには、200〜400mAhほど容量を多く見ておくのが良いと思います。例えば、180サイズの場合、4Sだと1000mAhなら余裕で載せることができますが、3Sなら1300mAhのバッテリーを使う、といった具合です。

セル(S)と放電レート(C)を考えて選択

1300-4s-60cのリポバッテリー

セル・S

3Sや4Sと書いてあるのは、バッテリーのセルを並列化させている数です。1セル当たり3.7Vがリポバッテリーですので、3Sの場合は、12.1V、4Sの場合は14.8Vが電圧値となります。当然、3Sよりも4Sのほうが電圧が高いため、その分多く電気を使ってモーターを多く回すことができます。レスポンスや最大スピードを上げるためには3Sでは足りませんので、慣れてきたら4S以上を使いましょう。

レースを始めたばかりの最初の内は、4Sだとパワーが強すぎるため3Sで練習を行うことが推奨されます。個人的には、練習を積むと後々4S以上にすることは間違いないので最初から4Sを使うのも全然OKだと思います。ただし、ESCやモーターには「対応可能なセル数が表記されていますので注意」してください。(2S〜5Sまで対応可能、など)エントリーモデルの比較的安いESCやモーターは3Sまでしか対応していない、ということは十分ありえます。

放電レート・C

セル数が決まったら、次はC値です。C値は高ければ高いほどパワーが強くなると考えていれば良いと思います。2016年6月時点では、4Sリポバッテリーで良いものだと60C〜75CくらいまでC値があるものが販売されています。C値が低ければその分、バッテリーも小さく、軽く、価格も安いです。予算に応じて選んでみてください。

リポバッテリーブランドは様々ある

容量・セル・C値が決まれば選択肢はかなり絞られますが、さらにブランドごとに「サイズ(縦横高さ)」「色やパッケージ」「抵抗値」などが異なります。そして実際に使ってみると、「どうもパワーの出力にムラを感じたり」「寿命が短かったり」感じることもあります。つまり書かれているC値や容量は時にあてにならないことも有ります。ここでは私も使ったことのある周囲でも良く利用されているバッテリーをいくつかまとめてみます。

 4Sリポバッテリー国内販売価格海外販売価格サイズ(縦x横x高)重量備考
Lumenier 4S 1300mAh 60C
4,390円30ドル70x34x32mm148g★オススメ
Burst120C
Turnigy Graphene 1300mAh 4S 65C
--25.38ドル75x36x36mm176gBurst130C
MultiStar Racer Series 1400mAh 4S 65C
--23.56ドル90x35x30mm181gBurst130C
ZIPPY Compact 1300mAh 4s 40c3,628円14.46ドル77x34x31mm148gBurst50C
Turnigy nano-tech 1300mAh 4S 45~90C
2,950円17.87ドル73x31x35mm155gBurst90C
PEANUTS 1300mah 14.8V 65C
3,348 円27ドル75x36x36mm★オススメ
Burst130C
LightWeight (LW)シリーズ 4セル FPVレーサー 75C2,980円--70x34x30mm139g7月入荷
Burst100C

ドローンレース用おすすめのリポバッテリー

個人的に使用していてとてもおすすめなリポバッテリーが、「Lumenier 4S 1300mAh 60C」と「PEANUTS 4S 1300mAh 65C」です。Lumenierのバッテリーはなんといっても軽くて小さいのが特徴です。なのにパワーがあります。Turnigy Grapheneの使い心地はパワーに出し入れにムラを感じるのですが、Lumenierはパワーの調整が非常にしやすく感じます。

また、国内産のバッテリーでもあるPEANUTSは、LumenierとGrapheneのいいところを両方取り入れたような使い心地の良いバッテリーです。抵抗値を他のバッテリーよりもかなり引き下げているのが特徴です。

初心者向けには、3Sの1300mAhのリポバッテリーが色んなサイズ(180〜220)にも使えるので、ちょうど良いのではないでしょうか。まずは5,6個 安く入手してたくさん練習しましょう。

バッテリーの国内輸送には時間やコストがかかるため、割高な傾向がありますのでまとめて買われるのをおすすめします。なおバッテリーの購入時の検索には、ホビーキングがおすすめです。また2016年4月から始まった「リポバッテリーの輸送規制」にも対応していて日本国内への配送も可能なことが確認できています。(私の場合は最大2個まででしたが)

Radio Control Planes, Drones, Cars, FPV, Quadcopters and more – Hobbyking 

おまけ:バッテリーチャージャーと周辺グッズ

旅先での大量バッテリー充電

旅先での大量バッテリー充電


リポバッテリーは二次電池ですので、充電しては放電するを繰り返すので充電器が別途必要となります。バッテリーの数が多くなってくると、中々1つずつやるのは面倒になるため、予算に少し余裕があるのならマルチチャージャーを購入されるのをおすすめします。

また、シングルタイプのチャージャーでも、並列充電用のコネクタを用いることで、同じセル・電流であれば複数同時に充電することも可能です。

↑の商品はT型のメスコネクタなので、充電ジャックに変換が必要な場合は下記などを用います。

上記意外にも元々充電ジャックが付いているものなどあるので、ご自身で探してみてください。
後は、定番アイテムとしてバッテリーチェッカーと低電圧アラーム、リポ袋でしょうか。

そして最後に、リポバッテリーのバランスコネクタ!これが意外によく壊れます。これはバランスコネクタの銀色の部分をピンセットなどで押してあげるとコネクタ部分の「爪」が倒れてケーブルが抜けるようになっています。

リポのバランスコネクタの修復

リポのバランスコネクタの修復

ケーブルを抜いた後は、倒れた爪をカッターなどで少し立ててあげて新しいバランスコネクタにいれてあげます。バランスコネクタは下記で販売していましたので、予備で幾つかもっておきましょう。

3セル用のバランスコネクタ

XHP-4 プリント基板用コネクタ XHシリーズ ハウジング 1パック(10個) 日本圧着端子製造(JST) 【通販モノタロウ】 34953231

4セル用のバランスコネクタ

XHP-5 プリント基板用コネクタ XHシリーズ ハウジング 1パック(10個) 日本圧着端子製造(JST) 【通販モノタロウ】 34953247

あ!!!
後、最近周囲で話題になった「バッテリーの発火」。電圧にばらつきが出すぎたバッテリーを充電して発火したという話を聞きました…。皆様、充電前は電圧チェックやバッテリーに傷はないかは要チェックいたしましょう。そしてもし燃えた場合は、こちらでシュッと!(本当に周囲で購入されているものです笑)

その他不明な点などあれば気軽にコメントしてください。

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2 Responses

  1. シーーーーン より:

    セルの説明に関してのところで、「バッテリーのセルを並列化させている数です。」と書いてあるのですが、”直列化”の間違いではありませんか?勘違いであれば申し訳ありません。

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