ドローンレースに必須! おすすめのFPVゴーグル比較(Skyzone,Boscam,FatShark等)

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海外では、ドローンレースが一つのスポーツとなっており、
現在、賞金付きレースとしてスポンサーがつき盛大に開催されるようになりました。

ドバイで行われるドローンレース。賞金はなんと$1,000,000

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このようなドローンレースでは、
ドローンの機首部分に搭載したカメラから見える映像をもとに操作を行います。

その際に、ヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)のようなゴーグル型や、
ディスプレイに映像を映し出す形で確認をします。

FPVゴーグル「Skyzone SKY02 3D」

FPVゴーグル「Skyzone SKY02 3D」



ここでは、数あるFPVゴーグル(モニターは対象外)の中から、
価格面や性能面を比較しながらおすすめFPVゴーグルを選びます。

ドローンレースに利用可能なFPVゴーグル

ソニーのHMDなど、ゴーグル型の拡張ディスプレイが世の中には販売されていますが、すべてのゴーグルがFPVドローンレースに利用できるわけではありません。

大前提として、特定の周波数(5.8Ghzが主流)を利用して映像を伝搬し受信できる必要があります。

以下は、FPVが可能なドローンにおける映像の送受信周辺機器の接続例です。
赤線が電源・青線が通信線と簡易的な図です。

FPVドローンをするためのビデオ送受信全体図

FPVドローンをするためのビデオ送受信全体図




CCDなどのドローンに取り付けた映像は、
OSD(必ずしも必要ではない)を通してビデオ送信機に伝わり、その映像がゴーグルに受信することになります。

今回は、この「映像受信をするゴーグル」部分の選定となります。

FPVドローンに利用可能なゴーグル一覧

現在販売されているFPVドローンに利用可能なゴーグルの一覧です。

FPV Goggles
メーカーFat SharkFat SharkFat SharkBoscamSkyzoneSkyzone
モデルATTITUDE
V3
Dominator
V2
Dominator
V3
GS932SKY01SKY02
3D
販売価格(税込)40,000円62,700円42,200円48,600円53,000円73,000円
リンク詳細詳細詳細詳細詳細詳細
解像度*1640 X 480
(VGA)
800X600
(SVGA)
854X480
(WVGA)
854X480
(WVGA)
854X480
(WVGA)
854X480
(WVGA)
HDMI
(720p)

(720p)
FOV32度32度30度30度30度30度
ビデオ録画
(microSD)

(microSD)

(microSD)
受信可能周波数5.8 GHz 32ch*25.8 GHz 32ch*25.8 GHz 32ch*25.8 GHz 32ch5.8 GHz 32ch5.8 GHz 32ch
Head Tracking
(9DOF 2-axis)
無*3無*3不明
ダイバーシティ不明不明
※追加モジュール
重量167 g181g152g142g190g190g
輝度不明不明不明350cd/m2350cd/m2350cd/m2
瞳孔(IPD)距離59~69mm 57 to 73 mm 57-72mm60-68mm60-68mm59-69mm
ビデオ/オーディオ
3D可能不可不可不可不可可能
subpixels不明922,000不明1,229,760 1,229,760 1,229,760
■ *1 解像度は取り付けるカメラの解像度がゴーグルで見れる解像度を超えていることが前提です。
■ *2 オプション品を利用することで2.4Ghzを使えます。(詳細
■ *3 オプション品を利用することでヘッドトラッキングも可能です(詳細
■ 価格は記事執筆時点での価格であり変動している可能性があります(1ドル=120円換算)

FatShark、Boscam、SkyzoneはFPVゴーグルの中でメジャーなゴーグルであり、解像度やFOVともに大きくは変わらず高いスペックのものが多いです。

もちろん、ゴーグル自体は使い回しができるため、操作対象のドローンが増えたとしても複数購入する必要はありません。(ビデオの送信機は取り外しできるのであれば使い回しが可能です)

FPVゴーグルを選ぶ時のポイント

HDMI Input

FatSharkのDominator V2, V3のゴーグルにはHDMIのInputポートがついています。

そのため、直接映像を受信しないでも、別の受信感度を良くした受信機とHDMIケーブルで接続して確認したり、また変わった使い方として、FPV FreeriderなどのPCで利用するフライトシミュレーターをゴーグルで付けるなども可能です。

ダイバーシティ(Diversity)

ここでは、複数のチャンネルを選択できることを意味しています。
例えばSkyzoneのSKY02では、片目ずつ見たいチャンネルを切り替えることが可能です。

現在国内でのFPVレースは利用可能なチャンネルの都合上、3名でのレースが多いですが、2人同時に映像を見ることが可能です。(片目ずつ見る必要がありますが…)

ビデオ録画(DVR)

microSDカードを入れて動画や静止画の撮影をすることが可能です。

走行中の音やOSD(テレメトリーやコールサインなどを表示する)の情報も表示したまま映像を記録できますので、うまいレーサーの映像を録画して後でチェックするなどにも利用することができ、あると大変便利です。

これらの映像はあくまで飛行操作するための映像であり、鑑賞するには適しません。
あくまで飛行中の映像をクリエイティブとして使う場合は、GoProを搭載するなどの別の方法での記録が良いと思います。

瞳孔(IPD)距離

コンタクトレンズを使う方などは聞き覚えがあるかと思います。
このIPDの範囲を手動で変更することがこれらすべてのゴーグルでは可能です。

説明が難しいのですが、このIPDは人それぞれ適正値が異なるものであり(平均は62cm〜64cm)、両目で見ても片目で見ても視野が変化しない値にしておくことでより見やすくなります。必ずしも大きなレンジが備わっている必要はありません。

3D

AttitudeV3とSKY02は3D対応がなされており、専用のカメラとビデオ送信機を利用することで3D映像で飛行することが可能です。

通常1つのCCDカメラをドローン機首につけ映像を映し出しますが、複数のカメラを利用することで3D映像を可能にすることが可能です。

まだ、試していないためわかりませんが、Head Tracking(ジャイロなどのセンサーが搭載されて動きを検知)と組み合わせることで面白い映像がみれるのではないでしょうか。

おすすめのFPVゴーグル

実際に他ゴーグルを利用される方に、つけてもらった感想としても最も評判が良いのが、私も保持しているSkyzoneのSKY02です。

SKY01と解像度やピクセル数などのスペックは変わらないのですが、SKY01よりも映像がクリアで良いということです。HDMIが利用できると尚良いですが、現状困ってはないので不要です。

装着した感じもちょうどよくゴムがフィットします。

SKY02はビデオ送信機と3D専用カメラがついていないゴーグルだけで販売している場合もありますので、不要な方は海外サイトなどで探されるのが良いと思います。(価格はSKY01と同等になるのでDVRのあるSKY02の方がオススメ)

また、FatShark Dominator V3は国内・海外問わず一番人気です。Fatshark系のゴーグルはモジュールを取り付けることができるため、機能を拡張できるところが素晴らしいです。また、曇り防止などに必要なファンなどもついているのも重要です。

安くFPV利用したい場合

ゴーグルのみならず、送信機とCCDカメラがついたセット品です。
解像度がカメラ・受信機ともに低く、機能は多くないですが初めの一歩としては良いのかと思います。

日本国内でFPVする場合は免許が必要

なお、国内・海外ともに多くのビデオ送信機は5.8Ghz帯を利用しておりますが、
日本国内で使用する場合はアマチュア無線4級取得と無線局開局申請を行い無線局免許を取得する必要があります。

免許の取得などについては、下記をご参考にしてください。

FPVドローンレースまでのステップ①アマチュア無線4級の取得方法
海外では、一つのスポーツとしても認められてきたFPVドローンレース!! 先日千葉県香取市で行われた「ドローンインパクトチャレンジ」のように、日本国内でもFPVドローンレースが開催さ

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10 Responses

  1. KEN より:

    メガネをかけているので、箱形を使用しているのですが、
    SkyzoneのSKY02はメガネをかけたまま使用できるでしょうか?
    友人のアラインAG-300なら大丈夫なのですが、このゴーグルの情報が見つけられなくて、
    購入を迷っています。

    • YOKOTA より:

      メガネをかけてゴーグルをするには、しんどいキツさだと思います。
      メガネの方は、中のレンズ部分に度をいれているとのことです。

  2. ふくちゃん より:

    質問失礼します!
    Fat Shark V3の購入を検討しています。ただこの手の送受信機には技適マークはついているのでしょうか。日本のサポートはされてないような気がするのですが、その場合やはりTSSで対応する事が一般的なのでしょうか。
    日本での使用を検討しているのですが、気になっているのでご教示頂けると幸いです!

    • YOKOTA より:

      このゴーグルなどは、電波を発するわけではなく、受信するものですので、特定無線設備には該当しないはずです。
      私の周囲にしても、ゴーグルを申請するなどはしていないので、不通に利用される際には問題ありませんのでご安心を。
      ただし、Fatsharkはモジュール型であり、一部カスタマイズモジュールにBluetoothなどを用いた双方向通信を行うものもありますのでご注意ください。

  3. 吉田 より:

    Dominator V3orSEを購入予定です。Dominator V3の関連商品で、16:9のcmosカメラなどがありますがDominator V3では16:9専用カメラでないと正常に映像が見れないということでしょうか?

    • YOKOTA より:

      正常に見れないというよりも、少し、映像が歪みます。(が、見えないというわけでもないです。 私は16:9のゴーグルを使っていますが、4:3のカメラで大きな歪みを気にしたことがないです。)
      runcamのカメラなどは、4:3や16:9など選べますので、お使いのゴーグルに合わせるのも良いと思います。

  4. コーグル愛用者 より:

    ゴーグルで操縦していると、映像が曇ってきて見えずらくなり操縦不能となります、対策はないのでしょうか。

    • YOKOTA より:

      冬は寒いので曇りやすいですよね。
      FPVゴーグルの曇り原因は温度差※によって起きているので、予め目元の周辺を冷やすのも一つです。
      (※ゴーグル内側が暖かいのに、外は寒いので温度差により水蒸気が発生してしまう)
      冷たいリポバッテリーを目元に10秒くらい当てれば少し違うのではないでしょうか。

      またゴーグルに曇りどめスプレーをするのも一つだと思います。
      私もこれ試してみようと思います。
      http://amzn.to/1T7C1vU

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