周りのPhantom3ユーザーには、プロペラガードを付けるひとも多く、安全のためにつけたほうがいいのでは?と思う方も多くいらっしゃると思います。
また、周囲にひとがいて(安全対策や了承を取るなどはしましょう!)危険を感じる場合や、離着陸や狭い空間での練習などプロペラガードがあるといい場合があります。
今回はPhantom3に付けられるプロペラガードでも、DJI公式のネジ固定式のプロペラガード(右画像から購入可能です)ではなく、最も取り外しが簡単なプロペラガードを紹介します。以下を行う場合は自己責任にてお願いします。
Phantom 3にもプロペラガードは必要か
上述したように、プロペラガードがないと困ることがあります。特に自分以外の人の近くで飛行する可能性がある場合や、狭い場所を通る場合などは必要だなと思います。右の画像は、2015年5月ごろに秋葉原であったEngadget例大祭のイベントの一つ「第3回クアッドコプター選手権」では、荷物を運搬しながらの障害物レースがあったのですが、狭いスペースを前後左右に移動するので、すぐに障害物にぶつかる可能性があります。もちろん当たらないようにするのがベストなんですが、プロペラガードがあれば壁に跳ね返えるので、プロペラと壁が接触する可能性がだいぶ少なくなるため、壁に接触した瞬間に墜落!などは発生しにくくなります。
プロペラガードをつけると風の抵抗を受けやすくなるため操作が難しくなるという意見もあります。しかし実際にはPhantom3に関していえば大した影響がないと考えています。Parrot Bebop Droneのようなガードは厚みがあり、風を閉じ込めてしまうことなどが考えられますが、Phantom3につけるプロペラガードで市販されているものは厚みも薄くそこまでの影響が考えられないからです。機体重量の数gの調整を気にする機体でもないと思います。
また、プロペラガードをつけたほうがいい理由として、初心者の場合の離着陸に安心だと思います。
Phantom3を着陸させるときですが、少しバランスを崩すことがあります。Phantom3がいくら安定しているとはいえ、機体に対して足の接着面積は少ないため、着陸時によろけることがあるのです。
操作になれないユーザの場合、着地時にそのまま横に倒れてしまうとプロペラと地面が接触しプロペラが破損することがあります。少なくとも傷つくので今後の利用を控える必要がでてきます。2枚で2000円ほどするプロペラなので大事に使いたいですよね…?
上記からテストフライトや練習するとき、人や建物と機体の距離が近くなる可能性がある時においては、プロペラガードを装着したほうがよいです。
DJI公式のプロペラガードではなく、市販のプロペラガードを使う理由は
では、どのプロペラガードを選択するかですが、私は結果的に海外からプロペラガードを取寄せました。現在は、日本Amazonでも販売されており、ベストセラーになっています。私も売上にだいぶ貢献できているはずです笑
このプロペラガードなのですが、何がいいって、取り外しがめちゃめちゃ簡単なんです!
プロペラガードは、毎回モーター部分の六角ネジを外して装着するタイプが多いのですが、毎回とりはずししたりとり付けるのは面倒なので、なるべく簡単に取り外しができるプロペラガードを求めていてちょうどいいものに出会えました。
実際にPhantom3にプロペラガードを取り付ける………が、問題発生!
実際に到着したものはこちら。
開封すると、モーター部分に常時取り付けておく部品とプロペラガードと長めのネジ。さっそくファントム3(Phantom3)のモーター部分を取り外してみました。
しかし、ここで大きな疑問…ネジの長さが結構違う?
とはいえ、プロペラガードの厚みがあるんで単純な比較はできないし、試しにいれてみたんですね。そしたら全然入った。
しかし、その後気になり、再度外してみたんですね。すると、、、
やはりプロペラガードに付属するネジが長いのです。
- DJI Phantom 3のネジの端から端は約7mm
- DJI Phantom 3のネジの首からは約6mm
- DJI Phantom 3のネジのぐるぐるが始まるところからは約5mm
- プロペラガード自体の厚みは約8mm
こちら±5mmの誤差がありそうなのと、比較する部分がわからないため差は発生します。その上でですがプロペラガードのネジのスペーサーなどで最大2.5mm入れてあげれば、同じ長さになると考えました。そして近所のホームセンターで購入したものはこちらの2点。
DJI Phantom 3のネジも購入したプロペラガードのネジも太さは「M3」でした。オンラインで買う場合は、ここらへんが近いのではないでしょうか。
これで、2.0mm〜2.7mmくらいを調整することができます。
いざ、スペーサーを利用して装着してみる
一つ気になるのは、各モーター部分に4本のネジがあるのですが、一部のネジのみ「座金をかませるとネジが回らない(届かない)」ことがありました。DJI Phantom 3の出荷時のネジの占め具合も4つのネジによって深さが違うので、この影響だと思います。
これで、無事にDJI Phantom 3 Professionalにプロペラガードが装着完了!です。
こちらは、推奨されている方法ではないので、もしもこれ見てやられる場合は自己責任でお願いします。
ちなみに、今回利用した六角の工具ですが、DJI Phantom 3のネジとプロペラガードのネジは大きさが違うので別途工具セットは必要になると思います。
さて、プロペラガード装着後に気づいたのですが、、、
ネジが長いことによる影響などについては、DJIの公式販売代理店でもあるSEKIDO様にて紹介されておりました。
今回のテーマは Phantom3でPhantom2用のプロペラガードを使用出来るかどうか です! 安全に配慮しガードを使用したい!というお客様の声はとても嬉しいのですが、 メーカー、及び弊社ではP …
このプロペラガードの特長はなんといっても取り付けが簡単すぎること
冒頭にも記載したように、販売されているプロペラガードの多くはネジを毎回取り外しするタイプであり非常に面倒。今回のプロペラガードは簡単に取り外しが可能なタイプであり、とても助かります。以下が取り付けの動画。
いやー楽なんですほんとうに。
それにしても、結果的に装着できてよかったです。これで簡単に装着して安心なフライトができそうです!
私もこのガードをPhantom2に装着したいと思います。本商品(summitlink® Snap On/off Prop Guards 2x Red 2x White for DJI Phantom All Versions Phantom 3 Professional Advanced Tool Free Quick Release Quick Disconnect Propeller Protector)をamazon.com(us)より直接ネット購入しようと試みましたが、本商品は日本向けへは配送不可能というメッセージが出て購入できませんでした。Amazon.jp.comでもまだこの商品はリストに掲載されていませんが、どこか国内で購入できるところはあるのでしょうか?
こんにちは、
ebayで購入が可能ですのでこちらで試して見ていただければと思います!
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