
超高性能・衝突回避システム付きドローンPhantom4
2016年3月1日にPhantom4が世界中に発表されました。飛行速度の向上や、衝突回避システムが搭載されるなど大きな機能改善がなされてます!!もしまだPhantomシリーズをお持ちでない方・Phantomを購入しようか検討されている方は間違いなく「買い」なドローンです。
DJI史上、最もスマートなフライングカメラ「Phantom4」
Phantom4とPhantom3(Pro/Adv/Std)の違いは?
Phantom3は全部で3シリーズ(正確には4Kを入れて4つ)あります。
それぞれ機能差・価格差があるので、新しく購入される方は、一度全シリーズも検討するのも良いと思います。
Phantom比較一覧 | Phantom4![]() | Phantom3 Professional![]() | Phantom3 Advanced![]() | Phantom3 Standard![]() |
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価格 | 189,000円 | 139,900円 | 118,000円 | 72,000円 |
動画 | 4K 30fps | 4K 30fps | 2.7K 30fps | 2.7K 30fps |
飛行時間 | 28分 | 23分 | 23分 | 25分 |
ビジョンポジション(≒安定化機能) | 有 | 有 | 有 | 無▲ |
秒速 | 20m | 16m | 16m | 16m |
重量 | 1380g | 1280g | 1280g | 1216g |
充電器出力 | 100W | 100W | 57W | 57W |
障害物検知システム | 有★ | 無 | 無 | 無 |
衛生 | GPS+GLONASS | GPS+GLONASS | GPS+GLONASS | GPS▲ |
送信機便利機能 | 有*1 | 有 | 有 | 無 |
送信機接続範囲 | 3500m | 2000m | 2000m | 500m▲ |
フォローミー | 有 | 有 | 有 | 有 |
アクティブトラック | 有★ | 無 | 無 | 無 |
タップフライ | 有 | 無 | 無 | 無 |
最新作Phantom4の特徴
Phantom4に搭載された目玉機能が「衝突回避システム」と「アクティブトラック」です。人や物をリアルタイムに認識して避けたり追いかけたりすることが可能です。20万円を切る価格で、衝突回避プログラムが搭載されるとは本当に驚きです。キックスターターでフォローミー(Phantom3の時点で搭載)や衝突回避ドローンなどが「夢のもの」として語られてますが、DJIはそれをいとも簡単に「本製品として」リリースしてきました。
他にもバッテリーが少し大きくなったために飛行時間も増えているのと、モーター・ESCが改良されたのか重量が重くなっているのにもかかわらずスピードアップがなされています。秒速20mは時速に直すと72kmです。一般道の制限をややオーバーして走る(ダメです)くらいです。
予算をある程度確保できるのであれば、Phantom4を買うのは非常におすすめです。
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Phantom3はもう古い?
Phantom4は確かに新しく、驚くべき機能が搭載された良いドローンです。では、Phantom3は時代遅れか?といえばそうではありません。むしろPhantom4がなかったとしたら、現時点の空撮機として最もおすすめできるのはやはり「Phantom3」であることは間違いありません。
Phantom4の販売に伴い、Phantom3シリーズは軒並みセール中で20%前後割引されています。この機会に空撮を始めてみたいが、20万円は少し高すぎる、という方は、Phantom3 Advanced(11.8万円)から初めてみてはいかがでしょうか?
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Phantom3 Professional(13.8万円)とStandard(7.2万円)も絶賛値下げ中です。
ただし、Standardについては、初心者の方には積極的におすすめはしません。GLONASS(衛生の種類)が撮れないこと・ビジョンポジショニングがないため屋内・屋外ともに、安定性は下がります。送信機の到達範囲も短いです。ある程度操作に慣れていて、2.7Kの空撮機で近場が撮影できれば十分、という方には非常におすすめです。
空撮入門の決定版!「Phantom3 Professional」
エントリー機「Phantom3 Standard」
ドローンを購入する前に確認すべきこと
このような素晴らしいドローンがこの短いスパンで出てくるのがドローンの現状です。日々技術革新を繰り返し、確実に利用の幅を広げています。一方、発展途上であるからこそ安全に対する注意が各ユーザーに求められます。
ドローンは簡単に操作はできるが、簡単に墜落します。しかし、誰でも学習して練習することで良い活用ができるのも事実です。ぜひドローンの魅力に触れて、ドローンについて調べてみてください。
2015年12月からドローン規制が始まりました。詳細は下記を確認してください。
ドローン規制法の内容と飛行禁止エリアの確認方法