待てども待てども来なかったPhantom3のバッテリーがようやく到着しました!!
私はDJI公式オンラインショップから購入するのですが、注文してからサイト上に記載の20営業日を経過…。それでもバッテリーが届かない…という状況でした。試しに問合せセンターにもメール連絡しましたが、「現在対応中であり、来週には発送できるのでもう少しお待ちを…」ということで少し安心。
1ヶ月経過し1周間がたったところでようやく、DHLの配送により無事に到着しました。
よかったよかった。
Phantom 3用のIntelligent Flight Battery
DJI公式サイトの情報だと、Phantom 3のIntelligent Flight Batteryによる最大飛行時間は23分とあります。既にPhanotm3をフライトさせた方ならおわかりだと思いますが、23分フライトさせることはないと思います。23分が経過する前に、バッテリーが切れてしまう・少なくなってしまうことがほとんどだからです。
これまでの計測だと残り10%〜20%の状態で帰還させて15分ほどのフライトが可能でした。
以前リポバッテリーに関する注意事項の記事でも記載しましたが(過去記事:リポバッテリーの取り扱いの注意点のおさらい + DJI Phantom 3のIntellligent Flight Battery)、Intelligent Flight Batteryはバランス充電はもちろんのこと、電圧の状態を自律的にチェックして電圧調整をする優れたバッテリーです。
そして、もう一点素晴らしいと思うのは、電池容量が少ない場合に急激な電圧の低下点です。
例えば、AR Drone2.0などを操作していた時にバッテリー容量が25%を着ると急激に電圧が低下し、結果的に容量も急激にさがることがありました。20%を切ったらすぐに容量が底をつきます。
一方Intelligent Flight Batteryの場合、残容量が20%でも電圧は各セル3.7V〜3.8Vをマークしていてある程度は早く低減する間隔はあるものの、急激に電圧が低下するのを今だに見ていません。バッテリーの仕様やIntelligent Flight Batteryのパテントの情報からは読み取れませんでしたが、やはり優れたバッテリーであると思いました。
ただ、このバッテリー配送が遅すぎるのが残念…笑
せっかくの素晴らしい機体で、素晴らしいバッテリーであり予備バッテリーを追加購入するのは当然の流れです。
しかし、遅すぎます。
そして、高すぎます。
ついでにいうと、梱包が心配です。
ビニール袋につつまれてやってきました。中国より…。
汚い袋でますます心配です笑
そしてもう一個追加注文したバッテリーは、箱に入ってきたので少し安心♪
と思ったら、中身のバッテリーの大きさと箱の大きさに違いがありすぎて、かつ間を埋めるクッションが皆無であり、中のバッテリーの箱が動きまくってます。バッテリーって精密機器な部類ですよね…。ビニール袋よりも心配です。
バッテリーの中身も、問題はない様子です。
機体に挿入し、電源チェックしましたがこちらも問題ないようです。コントローラーとも問題なく接続し、DJI Pilot appからバッテリーの電圧状態が正しく確認できました。いったん一安心ですが、初回フライト時は状況を気にしておきたいと思います。
Amazonでも21600円、公式DJIオンラインショップでは20000円とありますが、配送料込みとするとAmazonとほぼ同じです。(ポイントがつくためDJIのほうがまだ安い)そして、注文してから1ヶ月、場合によってはそれ以上、到着までに時間を要します。
公式DJIオンラインショップには「出荷日: 支払ってから15-20 営業日(Available to ship: 15-20 working days after payment is confirmed.)」とあるのですが、私の場合は1つ目24営業日で2つ目は20営業日きっちりかかりました。
受注生産なのでしょうか。今後の短納期に大変期待しております。
バッテリーの管理
Intelligent Flight Batteryはアプリ上で電圧の状態確認を行うことができます。また上述のように自動的に電圧状態を確認し、さらに設定したタイミングによって自己放電させることができます。初期値はおそらく10日ほどに設定してあるのではないでしょうか。
以下から自己放電タイミング(設定していた日付が経過すると自動的に適正(※60%ほど)なバッテリー容量まで放電します)を設定することができます。
DJI Pilot app>右上の設定>Intelligent Flight Battery>自己放電
上の画面にもありますが、バッテリーの充電回数も表示されます。
リポバッテリーはメモリー効果(容量を余らした状態で充電すると電池の容量が少なくなる現象)はないですが、充電する限界回数は存在します。つまり、消耗品であり経年劣化するということです。
実際にどのくらいの回数まで充電が可能なのかは不明ですが、充電回数を目安に確認しておくのは良いと思います。また、数日間利用しない場合は残容量を60%前後にするなどが公式ドキュメント内でも推奨されています。つまり充電回数とは別に長く利用すれば利用するほど劣化する可能性が高まることも考えられます。
アプリ上では、バッテリーの充電回数はわかりますが、いつから利用されたかは不明です。そのため、複数のバッテリーを保持する場合は、利用開始日などを記載しておくのがよいと思います。
何はともあれ、これにて予備バッテリーが増えたので選択肢が広がり、これまでより安心してフライトさせることができます。予備バッテリーは必ず必要になると思いますので、お早めにご用意を。
公式オンラインショップからIntelligent Flight Batteryを購入する場合はこちらからどうぞ
Phantom 3 Intelligent Flight Battery
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[…] [BD]Phantom 3用バッテリー Intelligent Flight Batteryの予備バッテリーがようやく到着 | Be into Drone [ドローンメディア] 2015年7月11日 […]